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■目次より | ▲ |
序 2Dワールドとの交信 |
■著者紹介:A・K・デュードニー Alexander
Keewatin Dewdney |
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1943年8月5日、カナダ・オンタリオ州ロンドンに生まれる。64年ウェスタン・オンタリオ大学卒業。74年ウォータールー大学にて博士号取得。現在、ウェスタン・オンタリオ大学教授。専攻は離散数学とコンピュータ・サイエンス。エドウィン・アボットの古典的数学小説『フラットランド(平面世界)』に触発され、二次元世界の理論的探究にのりだす。『二次元の科学と技術』(79年)、『二次元の科学と技術についてのシンポジウム』(81年)をへて本書に集大成。84年から91年まで『サイエンティフィック・アメリカン』誌に連載したコラムは相次いで単行本化(邦訳『コンピューターレクリエーション』1〜4/『別冊サイエンス』)。著書はほかに『チューリングオムニバス:コンピュータサイエンスへの旅』(全4巻、東京電機大学出版局)、『眠れる夜のグーゴル』(アスキー)、『数学の不思議な旅:ピュタゴラスから超数学まで』(青土社)などがある。 |
■関連図書 | ▲ |
・二次元の世界 平面の国の不思議な物語 E・A・アボット 講談社ブルーバックス ・2次元より平らな世界 ヴィッキー・ライン嬢の幾何学世界遍歴 I・スチュアート 早川書房 ・四次元の冒険 幾何学・宇宙・想像力 R・ラッカー 工作舎 ・思考の道具箱 情報・数・空間・論理・無限 R・ラッカー 工作舎 ・アインシュタインの部屋 上・下 プリンストン高等研究所に集う天才たち E・レジス 工作舎 ・ピュタゴラスの現代性 数学とパラ実存 O・ベッカー 工作舎 ・世界の複数性についての対話 ロケット不要の宇宙旅行 フォントネル 工作舎 |
■書評 | ▲ |
◎林一氏(『数セミ』1990年6月) 「……これがデュードニーの創作ではないことは、彼が学生たちとコンピューターで2次元世界のシミュレーションを行っている最中に、プラニバースの情報が向うから勝手に飛び込んできたといういきさつからも明らかである。やがて交信を通じて、プラニバースの全貌が明らかになり、この世界の天文、地理、科学技術、芸術文化についての系統的な知識が得られたのである。…… 2次元世界の合目的的構造は原報告についてご覧いただくしかないが、必ずや感嘆し、われわれは余分の次元をもっているのではないかと怪しむだろう。体液を循環させるための脈管系に代わるジッパー構造、立体交差せずに神経パルスを交差して伝える巧妙な神経素子…線状の空は晴れれば必ずニッポンいや一本晴れ」 |
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