そして『賢治と鉱物』の刊行を記念して、複数の書店やカフェでフェアが開催されます。『賢治と鉱物』は文学の本でもあり、理工の鉱物の本でもある、まさしく"工作舎的"な本です。つまり幅広い受け止め方ができるということ。ブックフェアもそれぞれの書店ならではの切り口の展開になりますので、ぜひハシゴしてご覧ください。

【7月発売直後〜】
◎リブロ池袋本店
文芸売り場にてミニフェア 「リブロ池袋本店」サイトへ

【8月〜】
◎ジュンク堂書店新宿店　8/2〜
6F理工書　生物棚奥にて、青木正博氏撮影の鉱物写真パネル展＆鉱物・化石・地学フェア。 オリジナル・ポストカードおよび、フォトブック「賢治が学んだ鉱物標本」も特別販売開始（8/8〜）。「ジュンク堂書店新宿店」サイトへ

ジュンク堂書店新宿店フェアの様子

新宿店で特別販売中の鉱物ポストカード（左）と、フォトブック「賢治が学んだ鉱物標本」（右）

◎青山ブックセンター六本木店　8/10頃〜
人文書フェアコーナーにて、鉱物ビジュアル本〜鉱物派文学フェア
「青山ブックセンター六本木店」サイトへ

青山ブックセンター六本木店フェア／僅少本の『TERRA』（牛若丸）や種村季弘『不思議な石のはなし』（河出書房新社）も

◎立川　オリオン書房ノルテ店　8月中旬〜
文芸売り場にて、鉱物派文学を集めたフェア 「オリオン書房ノルテ店」サイトへ

◎青山ブックセンター本店　8/10頃〜
小林健二さんの本や銀河通信社の結晶キッドなどともに、コーナーができます。 「青山ブックセンター本店」サイトへ

【9月〜】
◎ジュンク堂書店池袋本店
7F理工書　鉱物写真展＆フェア「東北のこころ、賢治と鉱物と」
写真展は7F壁面にて9/1〜スタート。A2パネル25点が並びます。フェアは9/11〜、著者所蔵の貴重な鉱物標本も展示予定。＊写真展の様子 >>>
「ジュンク堂書店池袋本店」サイトへ

＊10月のフェア＆イベント >>>

【特別企画】
◎Art Labo 深川いっぷく（アートギャラリー＆カフェ）
9/7〜19に『賢治と鉱物』ブックデザイン展を開催します。そのプレイベントとして、現在『賢治と鉱物』特別販売としてお買い上げの方、先着5名様に特典がつきます。それが下の写真にある、カバーの別ppバージョンと、本表紙の別色バージョン。

『賢治と鉱物』本表紙。下に敷いたのが「深川いっぷく」特典の数々。

カバーの上に施すpp加工は、最終的にはピカピカバージョンになりましたが、その前にはマットpp、ハーフマットppも試しました。また、カバーをはずした本表紙にも、現行の銀灰色になりましたが、ブロンズ色、赤銅色、薄い銀灰色も試しています。この5種類を特典にしました。ゲットすれば、世界で唯一のカバーや本表紙ができます（トンボつきのためご自分で裁ってください）。特典ご希望の方はどうぞお早めに。

なお、「Art Labo 深川いっぷく」は、清澄白河駅から東京都現代美術館へ向かう「深川資料館通り商店街」にあるアートギャラリー＆カフェ。古本市などで工作舎もお世話になりましたが、この春アート色を強くしてリニューアル。営業時間は水曜〜日曜の各12時から。関連イベントや鉱物販売やオリジナルブックカバーの販売など盛りだくさんの内容を準備しているそうです。「Art Labo 深川いっぷく」サイトへ
深川いっぷくで本の販売を手がけているのは、リコシェさん。渾身の手書きPOPで『賢治と鉱物』がひときわ目立ちます。ぜひご覧あれ。「リコシェ」ブログへ

「深川いっぷく」での販売の様子。手書きPOPをぜひご覧ください。

＊「深川いっぷく」イベント詳細 >>> （2011.8.30）