工作舎ロゴ にほんのかたちをよむ事典


にほんのかたちをよむ事典

12月の新刊 『にほんのかたちをよむ事典』

かたちは、直接的に目に飛び込んでくる。かたちがモノの本質と結びつき、そのかたちを介してわれわれも第一義的にモノに触れる。にもかかわらず、日本の文化のかたちをどう読み解くかは、つねに大問題だった。――(形の文化会会長 金子務)

天狗、地獄/極楽、数珠、水引、刺青、身振り、……。日本文化におけるさまざまな「かたち」を読み解く『にほんのかたちをよむ事典』を12月中旬に刊行します。「かたちのことば」「かたちのかたち」「ひととかたち」の三部構成の項目は総数200以上、532頁にわたる濃い内容。

森毅氏を初代会長として発足した「形の文化会」が構想10年余、2012年の設立20年を前に満を持しての刊行になります。会長の金子務氏(科学史)以下、色彩学の小町谷朝生、インダストリアル・デザイナーの向井周太郎、多面体幾何学の宮崎興二各氏ら多彩なジャンルの会員に加え、水木しげる氏などの特別寄稿も充実。 また、各項目には江戸の不可思議図像をはじめ1000余の図版も収録。まさしく、読んで見て楽しむ事典です。 どうぞお楽しみに。





ALL RIGHTS RESERVED. © 工作舎 kousakusha