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6月の新刊『中世パリの装飾写本』

本邦初! 装飾写本の本格的手引き登場。
こんな見方/読み方があったのか!
 池上俊一(西洋中世史)


『中世パリの装飾写本』帯付き


6月の新刊は前川久美子著『中世パリの装飾写本—書物と読者』に決まりました。帯は、西洋中世史家・東京大学教授の池上俊一氏の推薦の言葉をいただきました。「本邦初! 装飾写本の本格的手引き登場」という言葉どおり、意外なことに装飾写本を一般読者向けに紹介する本は今までありませんでした。

装飾写本がどのように作られ、そして挿絵と文章はどのように読まれたのか。
本書ではきわめて美しく豪華な装飾写本を生んだ13〜15世紀初めのパリに焦点をあてます。そこには、政治や戦争の影響もありました。一方で、画家の国際交流も生まれていました。印刷が発明されるまで隆盛を極めた〈写本〉にまつわる、読書と書物の歴史がひもとかれます。中世史、本の歴史に興味のある方も、ぜひお読みください。

本書はA5判上製、予価 本体3800円+税、256頁(うち、カラー46頁)、2015年6月下旬刊行予定。ISBN978-4-87502-465-1





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