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12月の新刊『タオは笑っている 改訂版』


タオは笑っている 改訂版

12月の新刊は『タオは笑っている―愉快な公案集』。ロングセラーの『タオは笑っている』が、A5判変型から四六判に形を変え、さらに表紙カバーを一新して再登場します。

著者は、『この本の名は?』『スマリヤンのゲーデル・パズル』(ともに日本評論社刊)などを著し、数理論理学者として知られるスマリヤン。数多の数学書に先駆けて1977年(邦訳1981年)に記したのが、本書『タオは笑っている(原題:The Tao is Silent)』です。

老荘思想や禅に精通し、その風貌からもニューヨークの仙人と呼ばれるスマリヤンが綴るタオは、曖昧で、いい加減で、包容力があり、軽やかな生き方を教えてくれます。

読者のみなさまに愛されて重版を重ねてきましたが、版が消耗してしまったために一時期品切にしていました。このたび一から作り直しての復活です。発売は12月中旬発売予定。四六判上製、272頁、本体2000円+税です。どうぞお楽しみに。




■目次より

第1部 タオってなに?
第2部 タオはとがめない
第3部 タオは気楽
第4部 タオは愉快な公案(パラドックス)




■著者紹介:レイモンド・スマリヤン Raymond M. Smullyan

1919年アメリカ、ニューヨーク市生まれ。シカゴ大学で修士号、プリンストン大学で博士号を取得。数学(数理論理学)と哲学をダートマス大学、プリンストン大学、ニューヨーク市立大学等で教えたことがある。インディアナ大学哲学科名誉教授。
専門の著作のほか、マーティン・ガードナーが「もっとも深淵でユーモラスな数学・論理学ゲーム集」と絶賛した『この本の名は?』(日本評論社)や『パズルランドのアリス』(早川書房)など多数。
専門分野に加え、ピアニスト、プロフェッショナルなマジシャンでもあるといった多彩な才能の持ち主である。





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