遊読365冊[詳細]
伝説のブックガイド、37年ぶりに復活!
いまではよくある特集だろうが、雑誌の中に365冊分の本が すべて書影付きでまるごと入ったのはめずらしかったと思う。 そのせいかどうか、よく売れた。その後、ぼくは本まわりの仕事として、 ウェブに連載をはじめた「千夜千冊」、丸の内の丸善の中につくった「松丸本舗」、 200万冊を収納するヴァーチャルブックシティ「図書街」、 東大阪の近畿大学の「ビブリオシアター」、 無印良品の「MUJI BOOKS」などを手掛けたけれど、 それらの仕事はこの「365冊の遊学」がスタートだったのである。
「読書という面妖な行為について」より
■目次 |
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松岡正剛が選ぶ365冊の遊学
01 読書はイマジネーションにはじまる
02 読書は男のケンカだ
03 読書が記憶の気配をふるわせる
04 読書で自分をあらためて知る
05 読書は見るものかもしれない
06 読書でジャパネスクに耽る
07 読書が生命と宇宙の謎をとく
08 読書は大いなる遊戯である
09 読書を荒俣宏にまかせてしまう
10 読書そのものを読書する
11 読書が歴史の矛盾を告示する
12 読書で一番遠いところへ行く
このまま読んでそのままへ
【附録】読書術講義より 気楽に読んで乗ってゆく
注記と補足—365冊の道の記憶
書名・作品名索引
人名索引
読書という面妖な行為について
選書例:「01 読書はイマジネーションにはじまる」
『宇宙をぼくの手の上に』フレドリック・ブラウン『一千一秒物語』稲垣足穂
『レ・コスミコミケ』イタロ・カルヴィーノ
『美しい星』三島由紀夫
『大理石』ピエール・ド・マンディアルグ
『狂風記 上・下』石川淳
『方法の実験 現代文学の発見・2』
『ねじ式』つげ義春
『ドグラ・マグラ』夢野久作
『猿丸幻視考』井沢元彦
『怪奇小説傑作集 1』アーサー・マッケン他
『シャイニング』スティーヴン・キング
『暗黒星雲』フレッド・ホイル
『空想自然科学入門』アイザック・アシモフ
『不思議の国のトムキンス』ジョージ・ガモフ
『物理学とは何だろうか 上・下』朝永振一郎
『目でみる脳』時実利彦
『重力への挑戦』ハル・クレメント
『寺田寅彦随筆集』寺田寅彦
『光の博物誌』リチャード・モリス
『自然学曼陀羅』松岡正剛
『偶然の本質』アーサー・ケストラー
『未知の贈りもの』ライアル・ワトソン
『ネルヴァル全集 3』ジェラール・ド・ネルヴァル
『人間以上』シオドア・スタージョン
『シャボテン幻想』龍胆寺雄
『植物と哲学』山下正男
『神秘と冗談』高橋克巳+松岡正剛
『呪術師と私』カルロス・カスタネダ
『サイレント・パルス』G・レオナード
『人類学的宇宙観』川喜田二郎+岩田慶治
『お月さまいくつ』金関丈夫
『ユリイカ ポオ全集 5』E・A・ポオ
『時の声』J・G・バラード
■関連図書(表示価格は税別) |
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