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「アレグザンダーは完全な非個性化、中性化、あるいは無名化をこそ意図している。 それゆえ人間的な生活への正統的で良識的な理解をのぞんでいる。 このような立場をつらぬいているために、はじめて普遍的な言語への探求が 可能になっているといってもいい。 磯崎新(建築家) |
■目次より |
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前書き クリストファー・アレグザンダー 序 建築の経験してきたパラダイム危機 第1部 1章 問題提起 美の問題はどのようにとり扱われてきたか 2章 異常事態の認識 科学的精神を培った少年時代 3章 ルールを極限まで適用する試み ツリー構造からセミ・ラティス構造へ 4章 生成システムを求めて パタン・ランゲージと生成文法 第2部 5章 ブレイクスルー 空間の質を直観する 6章 価値と事実の間で 精神と物質をめぐる論争史 7章 個人性と非個人性の接点 科学は「個人的知識」を含んでいる 8章 もの作りの本質 もの作りが人を不安から解放する 9章 拡張と実験 「ユーザー参加の原理」 第3部 10章 共同作業 女性の感覚がよい環境づくりには欠かせない 11章 理論の構築 宇宙の本質に触れるまで理論を普遍化する 12章 挫折、そして新たな展開 幾何学的特性とは何か 第4部 13章 プロセスを求めて 生成プロセスとしてのパタン・ランゲージ 14章 マネー・フロー 住宅の漸進的成長を実現する「草の根ハウジング・プロセス」 15章 政治・社会とのかかわり 政治の問題に直面させられたバークレー事件 16章 建設行為 コンクリートを使った新しい施工方法の開発 17章 戦いの火蓋は切って落とされた 第二期実験の開始 第5部 18章 ガラス玉演戯 サブ・オブジェクトとサブ・シンメトリー 19章 幾何学と色彩 「センタリング・プロセス」の発見 20章 総合 建物を建てているときにこそ自由が得られる |
■クリストファー・アレグザンダーとは? |
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1936年、ウィーンに生まれる。63年、ハーバード大学Ph. D 修了。『都市はツリーではない』『形の合成に関するノート』などの著作をつぎつぎに発表し、建築理論家として名をはせる。一方、67年に環境構造センターを設立、数々の建築プロジェクトを手がけ、一躍脚光をあびる。77年には、それまでの研究成果をまとめた著書『パタン・ランゲージ』を著し、まったく新たな建築理論を提出、建築パラダイムの再構築をはかる。主な参加プロジェクトには、オレゴン大学のマスタープラン、モデスト・クリニック、メキシカリ実験住宅、リンツ・カフェなどがある。また84年には、埼玉県の東野高校を建設、「名づけえぬ質」の実現された建築として、高い評価をうける。現在、カリフォルニア大学バークレー校環境デザイン学部建築学科教授。 |
■著者紹介:スティーブン・グラボー Stephen
Grabow |
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1943年生まれ。65年にミシガン大学を卒業後、72年、ワシントン大学で博士号を取得。現在は、カンサス大学で建築学の教授を務める。建築や都市計画に関する論文・著作も多く、建築雑誌の編集委員なども歴任する。 |
■関連図書 |
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・夢の建築・夢の場所 原記憶のフィールドワーク 吉武泰水 2500円 |
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