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栄養こそが最高の医療である[詳細]

目次著者紹介関連図書



5万人を診てきた専門医が解き明かした
病気にならない栄養の秘密

慢性的な不調を引き起こす問題の根本は栄養にあった!

本書がめざすこと
・腸内環境を改善し血糖値を安定させ、炎症を起こしにくい体になる
・脂質中心のエネルギーで活動し、筋肉に分解を防ぐ
・ストレスから解放され、前向きな気持ちで生きる




■目次より

はじめに

第1章 細胞が本来持っている力を取り戻すために

うちは「かかりつけの栄養士」がいるクリニックです
生活背景や性格を把握して小さな目標を立てる
・健康チェックシート
○○○は健康にいい? 残念な健康習慣の落とし穴
私たちはどんなものを食べているか?
私はどんなものを食べているか?

第2章 呼吸器内科医、「栄養」と出会う

医療ってすばらしい仕事だな
呼吸器内科を選んだ理由
大学院で分子細胞生物学の研究に打ち込む
もっと早く診ていれば……開業医の道を選ぶ
なぜ薬が効きにくい患者さんがいるのだろうか?
分子栄養医学の「仮説」に可能性を見出す
栄養カウンセリングと心理学を組み合わせる

第3章 栄養とは何か? 分子レベルで考える

栄養とは何か? 細胞とは何か?
健康を分子レベルでとらえた先人たち
細胞には本来、病気を防ぐ力がそなわっている
分子栄養医学は従来の栄養学と何が違うのか?
生存のためのエネルギーはどうつくられるか?
糖質に依存しないエネルギーはどうつくられるか?
細胞の主成分はタンパク質と脂質
酵素、ホルモン、ビタミンとミネラルの重要性

第4章 不調の背後で何が起こっているのか?

細胞機能の低下が起きるプロセス
細胞をじわじわと傷つける慢性炎症
腸内環境の悪化は全身の免疫機能を低下させる
低血糖や不眠を引き起こす慢性ストレス
血糖値が維持できなくなるとどうなるか?
食生活を変えるのは何のためか?
栄養を改善するための基本方針
細胞を劣化させるものを食べないという選択

第5章 細胞の機能を最適化する栄養カウンセリング

[栄養カウンセリング1] 疲れやすさ、冷え性に悩む 30代女性Bさん
[栄養カウンセリング2] 糖質過剰で脂肪肝 40代男性Cさん
[栄養カウンセリング3] 栄養不足で低エネルギー 70代男性Dさん
[栄養カウンセリング4] 精神的ストレスから不眠に 50代男性Eさん
細胞最適化のための実践アドバイス
タイプ別・3日間の食事メニュー例

第6章 自分の健康のマネージャーになろう

これからの医学教育に必要なのは栄養リテラシー
「病は気から」の真実
管理栄養士は医師以上の価値を生み出せる
今日選んだ食べ物があなたを変える



■著者紹介

三島 渉(みしま・わたる)

日本呼吸器学会専門医。日本アレルギー学会専門医。医療法人社団ファミリーメディカル理事長。 横浜弘明寺呼吸器内科・内科クリニック院長。
1997年、横浜市立大学医学部卒業。呼吸器内科専門医として活躍する一方、現代医学の限界を痛感。医学研究による解決をめざし、横浜市立大学大学院入学。分子細胞生物学を専門として、がん転移に関連する細胞機能の研究を行ない、博士(医学)取得。その後臨床現場に戻り、横浜船員保険病院(現・横浜保土ケ谷中央病院)呼吸器内科で勤務。症状がひどくなってからでないと来院してもらえない医療の世界の構造的な問題に直面。「症状がまだ軽いうちに診ることのできるクリニックをつくろう」と決意し、2007年、横浜市に呼吸器内科専門の上六ツ川内科クリニック(現・横浜弘明寺呼吸器内科・内科クリニック)を開院。ぜんそく患者を中心に約5万人の診察実績を重ねる。分子栄養医学と選択理論心理学を取り入れた栄養カウンセリングを実践。地域を超えて需要が広がり、2023年に東京御嶽山呼吸器内科・内科クリニックを開院した。









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