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■目次より | ▲ |
序文 ルイス・トマス
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■著者紹介:ジェームズ・ラヴロック James E. Lovelock | ▲ |
1919年生まれ。1941年マンチェスター大学を化学者として卒業。ロンドン大学で生物物理学の博士号を取得。衛生学・熱帯医学においても博士となる。ハーバード大学医学部研究員、ベイラー大学医学部・化学教授等をへて現在にいたるまでフリー。NASAの宇宙計画のコンサルタントとして、火星の生命探査計画に参画したことが「ガイア仮説」誕生の契機となる。『地球生命圏』(1979)では「仮説」として提示した考察を本書(1988)では「ガイア理論」として発展させる。 1974年よりロイヤルソサエティ会員。また英国レディング大学のサイバネティックス学部客員教授および海洋生物学協会会長、オックスフォード大学グリーン・カレッジ客員教授などを歴任。ガス・クロマトグラフィーの専門家で、彼の発明した電子捕獲検出器は、環境分析に革命をもたらした。1997年、ブループラネット賞(旭硝子財団)受賞。 |
■関連図書 | ▲ |
・地球生命圏 ガイアの科学 J・ラヴロック 2400円 |
■関連WEB | ▲ |
◎いよいよラヴロック博士登場の「地球交響曲第四番」2003年上映予定 https://www.gaiasymphony.com/network.html ◎hotwiredに掲載された星川淳氏による著者インタビュー(2000年末) https://www.hotwired.co.jp/ecowire/interview/010123/textonly.html ◎旭硝子財団によるブループラネット賞受賞者(ラヴロック博士)プロフィール https://www.af-info.or.jp/jpn/honor/hot/jnrlov.html |
■関連図書 | ▲ |
◎『日本経済新聞』(2000年3月12日) 琉球列島の一つ、宮古島を北に向かうと、唐突に風車の林立する岬が現れる。風力発電装置だ。地球への負荷を少なくするエネルギーへの試みは、今やいろいろな場所で様々に取り組まれている。こんな動きの大きな源流になったのが、著者が提唱した「ガイア仮説」だ。地球は一つの生命とみなしてよく、生命にふさわしい場所であり続けるように自己調節しているのではないか。この仮説の理論化を、生物学、大気分析、海洋学など諸科学のデータを総合しながら本書で試みた。いま地球環境が気になる人の胸にまず浮かぶイメージは、ここに描かれた一つの生命体としての地球である。発表当時は異端視された本書の思想も、九〇年代以降、追い風を受けている。それだけ地球の痛みが進んでしまったからなのだろうか。(濫) |
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