形の文化誌[3]生命の形・身体の形[詳細]
■目次より |
▲ |
巻頭論文
生き物のボディ・プラン 中村桂子
芸術の皮膚論 谷川 渥
feature articles 生命の形・身体の形
身体知を支える構造 金子 務形象化された「謎の微笑」の意味するもの──「モナ・リザ」という鏡像 松本研一
「生命誕生」と美術 中川素子
眼に見える形・見えない形──アリストテレスにおける生物の形相の一断面 山口義久
生命の形と数の<黄金比と螺旋> 岡利一郎+川本昌子
「かたち」としての身体パターン 田中武一
動きを内在させる「かたち」──デフォルメ表現がなぜ必要か 市原恭代
for-u-m 形の文化をめぐるエッセイと論文
シューベルトの「幻の太陽」の正体 福島 円+斎藤尚生絵画における身体性 櫻井美智子
顔のかたち──手術により顔はどこまで直せるか 鳥居修平
耳石 今井祝雄
おじさんのボールペンと女の悟り 西澤光義
少数民族に息づくウズマキ形象 あだち・がびん
疑似二次元世界 竹沢攻一
交差点と論理のかたち 小川 泰
制約と形 鎌田富久
大阪府立大学のキャンパス・アート 前田孝一
唐獅子のルーツ 佐藤 任
消えゆく民俗文化の表象──「江南の龕画」 渡辺良平
庭と宇宙 荒川 紘
地球にすれば──芸術は生きる根源 八木マリヨ
柿本人麻呂が見た太陽外部コロナ 斎藤尚生+廣野卓
いのちの色、いのちの形 阪本まさ子
魂には形がある──2 マダカム幸子
顔のかたち、アゴのかたち 楠本健司
民族音楽のかたち 南 繁行+斎藤与寛+斎藤留美子+斎藤尚生
有機的文化景観都市のイメージ──阪神大震災の今 八木マリヨ(
ラフカディオ・ハーンと四次元 宮崎興二
ハーン、ヒントン、フェノロサ、クラーク──横浜と四人の異邦人 村形明子
アンコール素描──「ワット」と「トム」についての考察 吉永邦治
法隆寺仏光背火焔文様の源流 西村賢二
東洋からの衝撃3──ソフト・エッヂとハード・エッヂ 故ケネス・ウッドローフ教授への追憶 ロバート・マンリー
将校帽の形──戦場のダンディズム 辻本佳史
地震・都市の形・文化 斎藤尚史
形の四面体 キーワード解説
◎表象 佐々木健一
◎数理 高木隆司
◎思想 金子 務
◎認識──形の認知の一問題 小町谷朝生
形の本棚 書評
森 貞彦/西澤光義/三井秀樹/十川治江
information 「形の文化会」から
活動記録/役員一覧/形の文化会趣旨/『形の文化誌』について