音楽の霊性[詳細]
Ind i Musikken
音 響 の 神 秘 を 求 め て
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第1章 音楽を記す
- 言語の外へ/音楽を記述する/意識のモデル/明晰さ—曖昧さ—逆説/五度音程は説明できるか
- 第2章 音楽と出会う
- 自我の防衛/自覚/共鳴/音楽性/統一性
- 第3章 音楽を知る
- 音/基本的な音楽要素の追求/音高(ピッチ)と自然な傾向/音程(インターヴァル)/旋法(モード)音楽/ムスタファ/許容範囲/動き/拍、拍子、リズム/テンポ/構造/即興
- 第4章 音楽を表現する
- 技術的な熟練/昂まり(インテンシティ)/内なる心像形成/感情/対峙/模倣と創造
- 第5章 音楽を受けとめる
- 音楽の表面/音楽の表面下には/音楽の断食/一緒に演奏する/若者・子ども/テイク・オフ…/「現実」の仮面をはぐ/もう一つのリアリティ
- 第6章 音楽からリアリティへ
- アヴァンギャルド/リアリティの多くの顔/意志/統御—偶然性/知性—感情/愛/時間—現在/生/良いと悪い/選択
■著者紹介:ピーター・バスティアン Peter Bastian |
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1943年生まれ。クラシック演奏家としても、リズム音楽家としても高い評価を得ているデンマークのバスーン奏者。
コペンハーゲン大学で理論物理学を専攻すると同時に、王立デンマーク音楽学校でクラシックの正統を学ぶ。1970年から伝説的指揮者にして哲学者のセルジウ・チェリビダッケに師事、その仏教的世界観に多大な影響を受け、世界中をバスーンとともに放浪。なかでもラップランドへの旅、ブルガリア民族音楽との邂逅がその精神的・音楽的転機となった。
現在、スカンジナビアで最も優れた室内アンサンブル「デンマーク・ウィンド・クィンテッド」のメンバーであるとともに、実験的バンド「バザール」を主宰する。
癒しのための音楽「Forest Walk」はデンマークでシルバーディスクを獲得、医療現場で音楽療法に用いられている。日本盤はプレム・プロモーションから発売。
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