愛しのペット[詳細]
アブノーマル?!
スキャンダラス?!
センセーショナル?!
人間と動物とのエロティックな関係のベールを剥ぎ、異種間の性衝動に対する人間の奇妙な性衝動の秘密を解き明かす。肉体、精神、法律などのあらゆる面から獣姦を分析し、宗教や神話、芸術や文学、ポルノや広告表現まで俎上にのせる、まさに獣姦百科。古今東西の獣姦図版88点収録、伴田良輔書き下ろし解説つき。
■目次・内容より |
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・あなたは「猿人」とできるか?
・むかつくほど好色なオランウータン
・サル学者に女性が多いのはなぜか?
・動物はどんな気持ちなのか?
・交尾好きのボノボとならぴったり?
・ミルクがお好き?乳首がお好き?
・吸血は獣姦のはじまり?
・獣姦は法律違反か?
・もっとも人気がある獣姦は?
・愛犬におぼれる女性たち
・獣姦者は性倒錯者か?
・愛さえあれば獣姦は変じゃない
・みだらな考えは性器に勝る
・性欲ではサルにはかなわない
・一物を見て見ぬふりする愛犬家
・人間はなぜ動物を去勢するのか?
・愛は種の壁を超える
■関連図書(表示価格は税別) |
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◎伴田良輔的エロス論
◎工作舎的エロス論
■書評 |
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●ダ・カーポ2000.9.20号 風俗史研究家の下川耿史氏書評
本書には"レダと白鳥の交わり"や"ロバと関係して法悦にひたる尼僧"など数多くの図版が用いられ、現実にしろ空想にしろ、人間にとって動物との関係がいかに魅力あるものかが強調されている。
●2000.9.3 日本経済新聞書評
生物学者で作家でもある著者は、古今東西の文学作品や絵画、史実などを丹念に探り、まじめに人間の性の一端を明らかにする。現在、遺伝子技術は半人半獣の生物を産み落としかねない勢いで進歩している。本書は、人間とは何かを考える上でも参考になりそうだ。
●サイアス2000.10月号
●ダ・ヴィンチ2000.9月号紹介