7/16 シンポジウム
「貢献する心の生物・文化的起源と将来」報告
7月16日(土)13時より、谷川多佳子先生のオーガナイズ、工作舎の協力により、「貢献する心の生物・文化的起源と将来」と題したシンポジウムが開催されました。その模様をご報告します。
*編集した動画を追加しましたので、どうぞご覧ください。講演者の写真をクリックするか、下のプログラムから動画へ移動できます。(2011.8.9追記)
シンポジウム討論
左:長谷川真理子先生/右:谷川多佳子先生
左:上田紀行先生/右:大武美保子先生
左:大橋力先生/右:瀬名秀明先生
満員の会場
プログラム:
第1部|恵み合う喜びの起源をさぐる
他者を思う心の進化:共感と幻想 長谷川眞理子[進化生物学]動画 >>>
ライプニッツと互恵の哲学 谷川多佳子[哲学]動画 >>>
「お互いさま」の絆をむすびあう 上田紀行[文化人類学]動画 >>>
第2部|孤立した自我の彼方へ
視点をつなぐ「ふれあい共想法」 大武美保子[サービス工学]動画 >>>
協調的世界像の起源と芸術 大橋 力[情報環境学・芸術家]動画 >>>
ロボットは貢献心をもつことができるか? 瀬名秀明[作家]動画 >>>
討論
谷川先生の開会のことばにつづき、おひとり30分ずつの講演、その後、出演者全員で討論に。活発な意見が繰り広げられ、実りの多いシンポジウムは終了しました。このシンポジウムのうち前半の講演はUstream「チャンネル・工作舎」で生中継し、編集した録画版の一部をYoutube「工作舎チャンネル」にアップしましたのでご覧ください。
さらに、討論まで含んだシンポジウム全体の内容は、工作舎より刊行する予定です。どうぞお楽しみに。(→『貢献する心』として2012年2月に刊行しました。)