『デレク・ベイリー』刊行記念
2/17 DOMMUNE 配信報告
DOMMUNEでのトーク。
右から山崎春美さん、木幡和枝さん、泉秀樹さん、大熊ワタルさん、長門洋平さん、司会の石原。
2014年1月にようやく完成したファン待望の『デレク・ベイリー:インプロヴィゼーションの物語』。この刊行記念として、2014年2月17日19時より2時間余、人気ライブストリーミングサイト DOMMUNE(ドミューン)でイベントが配信されました。
第1部トークは、本書翻訳者の木幡和枝さん、ベイリーと共演したミュージシャンにして本書音楽用語監修者の大熊ワタルさん、フリーミュージックのアーカイヴを公開している吉祥寺のサウンド・カフェ・ズミ店主の泉秀樹さん、映画・音楽研究者でギタリストの長門洋平さん、ミュージシャンで文筆家の山崎春美さんが出演。
泉秀樹さんからは、ベイリーが最初に日本に紹介されたアルバム『karyobin』(1968)では「デニス・ベイリー」とクレジットされたこと、ベイリーが最初に共演した日本人はオノ・ヨーコだったことなど、知られざる情報も。
貴重な映像をバックにさまざまな話題が提示され時間オーバーしつつも、第2部のライブに突入。長門さんのギターソロ、大熊さんのクラリネット即興、山崎さんの痙攣パフォーマンスの後、3人のセッションで終了。充実したイベントになりました。視聴してくださったみなさま、どうもありがとうございました。
なお、今後の関連イベントとして、2014年3月29日(土)18時〜サウンド・カフェ・ズミ(dzumi)にて「デレク・ベイリーを聴く会」を予定。
左:「デニス・ベイリー」とクレジットされた『karyobin』/右:泉さんと木幡さん。
左:長門さんと大熊さん。右:白州で演奏するベイリー。貴重な映像。
白熱したライブ。左から山崎さん、大熊さん、長門さん。