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4/13「題名のない音楽会」で
大友良英さんが『デレク・ベイリー』を手に

デレク・ベイリー

2014年4月13日(日)朝9時からの、人気テレビ番組「題名のない音楽会」は大友良英さんをゲストに迎えて、「ノイズ・ミュージック」特集。題して「ノイズが音楽を豊かにする〜大友良英を作った3曲」

「あまちゃん」挿入曲の“隠し味”にノイズ・ミュージックがあり、ノイズ・ミュージックとは何かを探ると、音楽とは何かという根源的テーマにたどり着くという流れ。「大友良英を作った3曲」としてジミー・ヘンドリックス、高柳昌行・阿部薫、BiS階段(非常階段)を紹介。その他にもオーネット・コールマン「ロンリー・ウーマン」、武満徹「燃えつきた地図」、Sachiko M、インキャパシタンツ、メルツバウも。

それだけでも日曜の朝らしくない爆音の連続でしたが、「ノイズと違いますが」とおもむろに、書籍『デレク・ベイリー:インプロヴィゼーションの物語』を手に、ベイリーを紹介!本をアップで映しつつ、「音楽の語法じゃないことをどうやってギターを使ってやるか。人が音楽と認識する語法をどうやってはずせるかを60年代に考えた人。それはすごく尊い。クラシックではジョン・ケージやクセナキスがやっていることを、この人は作曲ではなく即興でやろうとしていた人」と語り、ベイリー最晩年の曲「12週間後」をかけてくださいました。大友さん、ありがとうございました!

BS朝日で再放送されます。見逃した方はぜひご覧ください。
 BS朝日  4月19日(土)午後5:30より放送
      4月20日(日)よる11:00より放送



*このチャレンジ精神豊かな特集はツイッターなどで話題となり、Jcastニュースでは「まさかの「ノイズ」特集 はしゃぐ「あまちゃん」大友良英、司会者は呆然」と。




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