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『僕はずっと裸だった』『田中泯 海やまのあひだ』
田中泯さん、朝ドラ「まれ」出演


僕はずっと裸だった


3/30からはじまった2015年前期 NHK連続テレビ小説「まれ」。田中泯(たなか みん・ダンサー)さんが主人公・希の祖父代わりとなる桶作元治 役で出演しております。4/17(金)には、NHK「あさイチ」にも生出演される予定です。その情報が「まれ」公式サイトにもアップされています。また、3月から放送されているソフトバンク光のCM、中華飯店の主人役にもご出演中。 ソフトバンク公式サイトへ。

田中泯さんは、1960年代から活動されている前衛的ダンサーです。1974年代から独自の踊りを展開、78年のパリでのデビューをきっかけに世界規模で活躍されています。松岡正剛さん率いる『遊』時代の工作舎で活動をともにし、当時から写真を撮り続けたカメラマン・岡田正人さんの写真集『田中泯 海やまのあひだ』として結実しました。 日本国内ではたった一冊の本格的なダンサー田中泯の写真集です。[Recommended Image]一覧にて一部をご覧いただけます。

独舞[Subject]シリーズ
独舞[Subject]シリーズ[Recommended Image]より

2002年に山田洋次監督『たそがれ清兵衛』で初の映画出演をされ、日本アカデミー賞最優秀助演男優賞、ほかを受賞し、その後も数々の映画・TVドラマにも出演されております。詳しくは株式会社Madada 田中泯オフィシャルサイトの出演一覧|Movie|TV|Ohterのページをご覧ください。

また、2011年には初エッセイ『僕はずっと裸だった』を上梓。本書には、身体にまつわる泯さんの考え、思いが綴られています。

「私が産まれた、立った、その時点にこだわり、とどまることは「成長」とは称べないものらしい。
「私」とは別の生命の蠢きが、からだの内に棲んでいる。
無意識のうちに私の少年期は、このことに魅かれて時が流れていったように思うのです。
つまり、成長を人生の目的としないオトナ、もっとカラダに成るヒト。
他者から名づけられない人になりたかったのかも知れない。

(011「もっとカラダに成る」より)

岡田正人さんによる写真も収録したエッセイです。ぜひお読みください。サイン本も多少在庫しています(希望の方はオーダーフォームからどうぞ)。






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