岡崎武志さん『気まぐれ古本さんぽ』
11/8 朝日新聞書評欄おすすめ
発売以来、好評な岡崎武志さんの『気まぐれ古本さんぽ』。早くも、2015年11月8日朝日新聞書評欄「おすすめ」として紹介されました。
…埼玉県秩父市では、「こんなに古本屋さんが似合う町はちょっとないですよ」。また東京の深川は、いま注目の古本エリアだという。この間、東日本大震災にも遭遇した。一方、著者の古書店めぐりの足はもっぱら鉄道とバス。本好きだけではなく、旅好きにも役立つレアな情報が詰まっている。
林哲夫さんブログ「daily-sumus2」でも紹介
…一九九八年一月号から『彷書月刊』誌上で連載が始まり『日本古書通信』に移ってから今日まで通算十七年。十八年目に入ったというのだから凄い。ライフワークというにふさわしいだろう。全国の古書店の盛衰がつぶさに記録されているのは言うまでもないが、ここまで継続できるというのは著者の人徳であり、また文章の力ではないか。誰にでも真似のできることではなく、加えて、その影響力も見過ごせない。
《私の本を読んで、脱サラして古本屋を始めたという。うれしいような申しわけないような話だ。》(二〇〇八年八月「長崎で裏「花会」に参加」)
これに類する記述は少なくない。罪作り、いや、夢作り、これからもずっと続けて欲しいものである。…
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