古賀弘幸さん×山本貴光さん
東京堂書店トークイベント報告
熱気あふれる会場
古賀弘幸さんの新刊『書のひみつ』（朝日出版社）と『文字と書の消息』（工作舎）のダブル刊行を記念して、2017年6月21日神保町・東京堂書店にて、古賀さんと山本貴光さんの対談イベント「文字百景 世界は文字で満ちている！ ――書の「文体」の不思議に遊び、考える夕べ」を開催しました。
当日は悪天候ながらもイベント開始時には雨も止み、会場いっぱいのお客様に恵まれました。文字を愛する古賀さんと山本さんならではの話がはずみ、特にお二人が「同じ文章でも書体が変われば印象も変わる」として示したそれぞれの例文に一同納得。実りの多い対談でした。朝日出版社さんに撮影していただいた写真をご紹介します。
古賀さん
山本さん
拓本「魁星点斗図」の説明
東京堂書店2Fで開催中の『書のひみつ』刊行記念フェア「書と文字と、その周辺」は6月末まで。『書のひみつ』と『文字と書の消息』のサイン本も近々店頭に並ぶ予定。
大分・紀伊國屋書店アミュプラザおおいた店でもイベント＆フェア
古賀さんが九州（福岡）出身のため、紀伊國屋書店アミュプラザおおいた店でもイベントがあります。
『書のひみつ』と『文字と書の消息』の刊行を記念して、古賀さんと大分在住の書家・史穂呼(しほこ)さんのトークイベント「書を学ぶ人のために」が開催されます。2017年7月8日（土） 15：00〜（参加無料）。お近くの方はお気軽にご参加ください。
これに関連して6月24日から、同店「キノラボ2」にて「書を学ぶ人のために」フェアが開催中。『美しい日本のくせ字』（井原奈津子/パイインターナショナル）から白川静まで、関連図書が揃っています。書店より写真を送っていただきました。
紀伊國屋書店アミュプラザおおいた店フェア
『文字と書の消息』
古賀弘幸著 定価 本体3200円＋税