『寛容とは何か』イベント
:丸善名古屋本店 哲学カフェ
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福島清紀著『寛容とは何か 思想史的考察』関連のイベントが、2018年7月31日、丸善名古屋本店にて開催されます。丸善名古屋本店独自企画「丸善ゼミナール(マルゼミ)」の一環です。ぜひご参加ください。
哲学カフェ「他者を受け入れるってどういうこと?
ー寛容と無関心の線引きを考える」
違う考えをもつ人を受け入れよう、多様な文化と共生しよう。—— いまや「寛容」は世界的なキーワードです。けれども、違いを受け入れるってどういうことなのでしょうか? 相手を「わかる」ことなのか、それとも「わからないけど認める」ことなのか。そして、そもそも相手が不寛容でも自分は寛容でなければいけないのでしょうか?
4月に出版された故・福島清紀さんの遺作『寛容とは何か—思想史的考察』(工作舎)の編纂に携わった奥田さん、宮野さんとともに、寛容を通して他者とともに生きる術について考えてみましょう。
[イベント詳細]
哲学カフェ「他者を受け入れるってどういうこと?ー寛容と無関心の線引きを考える」
2018年7月31日(火)18:30-20:30
丸善名古屋本店1階イベントスペース
進行役:三浦隆宏(椙山女学園大学)
話題提供:奥田太郎(南山大学)、宮野真生子(福岡大学)
参加無料/定員30名/要予約 1階サービスカウンターまたは電話052-238-0320まで
■福島清紀(ふくしま・きよのり)について
1949年1月3日、島根県簸川ひかわ郡(現在の出雲市)大社町に生まれる。1972年、東京外国語大学外国語学部フランス語学科卒業、1980年、法政大学大学院人文科学研究科哲学専攻博士課程、科目履修退学。その後、法政大学非常勤講師、東京外国語大学非常勤講師などを経て、1990年、富山国際大学人文学部助教授。1994年、同教授。2004年、同大学国際教養学部教授。2014年、同大学定年退職。2016年11月18日、逝去。享年67歳。
共著書:『災害に向きあう』・『正義とは』(岩波書店)、訳書:『人間知性新論』(共訳『ライプニッツ著作集』4・5巻、工作舎)、「ボシュエとの往復書簡」(『ライプニッツ著作集第II期』2巻所収、工作舎)、ヴォルテール『寛容論』(解説、光文社古典新訳文庫)など。