8/24 東京堂書店
『親鸞への接近』刊行記念
四方田犬彦さんイベント報告
2018年8月24日(金)、東京堂書店神田神保町店で『親鸞への接近』刊行記念・四方田犬彦さんトーク&サイン会「人はなぜ生涯のある時点で親鸞と出逢うのか」が行われました。たくさんの方にご参加いただき、ありがとうございました。
当日、同店では開店から『親鸞への接近』を先行販売。トークイベント会場では特典「四方田犬彦全著作目録」を席に配り、スタンバイ。ところが、会場に現れた四方田さんは気管支炎にかかってしまい、ささやき声に。マイクのボリュームを最大限にしてイベントに臨まれました。
宗教学を専攻された大学時代のこと、大森荘蔵の授業から学んだこと、親鸞と道元など示唆にとんだトークを繰り広げられ、声の調子の悪さを忘れるほど。「著者にとってはこれ(トークイベント)はとても重要なことなのです。4年も5年も、誰も知らないところで、誰にも知られないままに本を書いてきて、はじめてどんな顔の人たちがどんなふうにその本を手に取り、読んでくれているかを知ることのできる、唯一の機会だからです」と、四方田さんがFacebookで書かれていたように、サイン会でも読者一人ひとりに丁寧に対応されていました。
※このトークイベントの詳細なレポートをブログ「私の中の見えない炎」で掲載してくださいました。ぜひお読みください。東京堂書店では『親鸞への接近』サイン本を販売中。3Fではブックフェア 「四方田犬彦を読み尽くせ!!」を引き続き開催しています。ぜひ足をお運びください。