ジュンク堂書店池袋本店7F
倉谷滋『地球外生物学』
刊行記念ブックフェア
ジュンク堂書店池袋本店7F理工書にて『地球外生物学』の刊行を記念して、12月31日より、著者の倉谷滋さんによる選書フェアが開催中です。
倉谷滋さんは理化学研究所主任研究員であり、進化発生学で世界的に注目を集める第一線の研究者でありながら、ゴジラや怪獣などを専門的に分析した著書が次々にヒット。最も気に入っているSFというヴェルヌ『地底探検』から、発生学や進化論の研究書まで、入手可能な70点超が並び圧巻です。倉谷さんのコメントもPOPで展開。その一部をご紹介します。
士郎正宗『攻殻機動隊』…物質と情報の近未来的可能性を真剣に問いかけた、希有なSFとして読むと興味深い。
江戸川乱歩『黒蜥蜴』
…キワモノ扱いされることが多いが、日本デカダンス文学の最高峰だと私はいつも思っている（反論もあろうが）。
筒井康隆「メタモルフォセス群島」
…この小説は、文字通りの悪夢である。
倉谷さんが選書されたのは100点強、ひさうちみちお『ラビリンス』など残念ながら品切の本も。選書とコメントをすべて含めたリーフレットを作成し、無料配布しています。2月29日（土）16時までのロングラン開催です。ぜひお出かけください。