9月の新刊
『図解き 論理的哲学史逍遙』発売!
9月の新刊、山下正男著『図解き 論理的哲学史逍遙—ポルフィリオスの樹にはじまる』がそろそろ書店店頭に並びはじめました。上品なグレーのカバーに、図版と左手の文字が金箔であしらわれています。この図版は「ポルフィリオスの樹」の抽象図、そして左側の文字はプラトンやアリストテレスなど哲学者の英名です。煌めきが見えるでしょうか?
タイトルと著者名は白インク。グレー地に白インクは出にくいので、4度塗りしたそうです。哲学書にふさわしい、すっきりとした装丁。ぜひお手にとってご覧ください。
あとがきには「ポルフィリオスの樹」と「ハッセ図」が収録されています。ギリシアの英知「ポルフィリオスの樹」だけでは完成態といえず、著者の山下正男先生は試行錯誤の末、厳密に論理的な抽象的構造体に到達しました。それが隣の「ハッセ図」です。これこそが西洋哲学がたどった歴史そのもの。詳しくは本書をお読みください。
「ポルフィリオスの樹」から「ハッセ図」へ|あとがきより