『図解き 論理的哲学史逍遙』
のための関連図書
9月の新刊、山下正男著『図解き 論理的哲学史逍遙—ポルフィリオスの樹にはじまる』が好調です。西洋哲学史で知られた「ポルフィリオスの樹」がテーマとあって、高い関心が寄せられています。とはいえ、論理学の大御所、山下正男先生のご執筆とあって、そう簡単に読める本ではありません。本書を読み解く手がかりとなる関連図書を、編集担当の十川治江にあげてもらいました。
論理的思考に遊ぶ:『図解き 論理的哲学史逍遙』関連図書
山下正男『思想の中の数学的構造』(ちくま学芸文庫)
山下正男『論理的に考えること』(岩波ジュニア新書)
山下正夫『思想としての動物と植物』(八坂書房)
酒井健太朗『アリストテレスの知識論:分析論後書の統一的解釈の試み』(九州大学出版会)
デカルト『方法序説』(谷川多佳子訳 岩波文庫)
和田純夫『プリンキピアを読む:ニュートンはいかにして万有引力を証明したのか』(講談社ブルーバックス)
M・デイヴィス『万能コンピュータ:ライプニッツ からチューリングへ』(近代数学社)
ライプニッツ『中国学』(山下正夫訳 『ライプニッツ著作集』第1期10巻 工作舎)
R・スマリヤン『スマリヤン先生のブール代数入門』(川辺治之訳 共立出版)
古田徹也『ウィトゲンシュタイン 論理哲学論考』(角川選書)
黒崎宏『悪の起源:ライプニッツのウィトゲンシュタイン的理解』
野矢茂樹『論理トレーニング』(産業図書)
長岡亮介『数学的な思考とは何か』(技術評論社)
マリオ・リヴィオ『神は数学者か?:数学の不可思議な歴史』(千葉敏生訳 ハヤカワノンフィクション文庫)
竹内薫『数学×思考=ざっくりと』(丸善出版)
このリストを集めて、ブックファースト新宿店B1 Bゾーン人文 西洋哲学棚にてミニフェアを開催中です。ぜひお出かけください。
『図解き 論理的哲学史逍遙』
山下正男 本体2400円+税