福井栄一『蟲虫双紙』もうじき発売
4月の新刊、福井栄一著『蟲虫双紙 むしむしそうし—ちいさなイノチのファンタジア』、4月21日の発売までもうすぐです。写真でご紹介します。
表紙の絵は大正時代の「虫売り」の木版絵葉書。看板の絵文字は、松虫、鈴虫、轡虫(くつわむし)。タイトルの金箔が煌きます。仕様は新書よりやや大きいB6変型の丸フランス装。「はじめに」「もくじ」の巻頭と、「出典一覧」「著者プロフィール」などの巻末が山葵色(わさびいろ)の薄紙を用いています。
『十二支妖異譚』『解體珍書』につづく、上方文化評論家・福井栄一さんの古典読み物第3弾。
B6変型/丸フランス装、218頁、本体1700円。2022年4月21日刊行。どうぞお楽しみに。