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6月の新刊 福井栄一 『鳥禽秘抄』 見本


『鳥禽秘抄』写真

6月の新刊、上方文化評論家、福井栄一さんの『鳥禽秘抄』[ちょうきんひしょう]の見本ができました。 写真でご紹介します。

ユーモラスな表紙絵は、栗本丹州、屋代輪池『不忍禽譜』みぞごゐ雛。ミゾゴイはサギ科の鳥です。タイトルの金箔の煌めきがわかりますでしょうか? 造本はシリーズで統一した丸フランス装。サブタイトルや帯文字色はオレンジ、見返しの紙は山吹色、目次などの薄紙は黄緑、しおりは黄色。
発売は6月16日、もうすぐです。

『鳥禽秘抄』写真

『鳥禽秘抄』中頁写真

『鳥禽秘抄』中頁写真



『鳥禽秘抄』写真


<著者の福井栄一さんより『鳥禽秘抄』(工作舎)刊行に寄せて>
空で暮らす魚類は皆無だが、
鳥類は空ばかりが、水にも棲む。
まったく油断がならない奴等だと思う。
昔の人々も、私と同じ気持ちだったからか、
鳥類の動静を注意深く観察して、
その不可思議で妖しい生態をたくさん書き残した。
本書はその貴重な記録を現代語で紹介している。
どの鳥の話から味わうか、
よりどりみどりでございます。






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