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倉谷 滋さん、朝日賞に続き、藤原賞も受賞!


倉谷滋さん
倉谷滋さん

理化学研究所の倉谷滋さんが、2023年度の朝日賞を受賞されました(2024年1月1日朝日新聞紙上で発表)。おめでとうございます! 
受賞理由は、「脊椎動物の体の形づくりと進化プロセスの研究」。

続いて6月には、藤原科学財団主催の第65回藤原賞も受賞されました(2024年5月23日発表|理化学研究所)。脊椎動物の主として頭部形態の進化的起源を解明した業績が評価されたとのこと。おめでとうございます!

工作舎からは、『分節幻想—動物のボディプランの起源をめぐる科学思想史』『反復幻想—進化と発生とゲノムの階層性』『ゴジラ幻論—日本産怪獣類の一般と個別の博物誌』『地球外生物学—SF映画に「進化」を読む』の4冊を刊行しております。

朝日新聞の朝日賞受賞記事には、「実験の傍ら、古い文献を何度も読みこみ時代背景や考え方を分析してきた」と紹介され、その成果が進化論史をめぐる大著『分節幻想』『反復幻想』 に結実されています。
また、『ゴジラ幻論』『地球外生物学』は、ゴジラやエイリアンや怪獣などをテーマにした、怪獣ファンも唸るマニアックなエッセイです。特に『ゴジラ幻論』は、藤原賞受賞時の読売新聞記事でも紹介されました。

この機会にぜひ倉谷先生の幅広いご著書に触れてみてください。



『分節幻想』 『反復幻想』
『ゴジラ幻論』 『地球外生物学』



■著者紹介: 倉谷 滋 (くらたに・しげる)

1958年、大阪府出身。京都大学大学院博士課程修了、理学博士。米国ジョージア大学、ベイラー医科大学への留学の後、熊本大学医学助教授、岡山大学理学部教授を経て、現在、理化学研究所主任研究員。主な研究テーマは、「脊椎動物頭部の起源と進化」、「カメの甲をもたらした発生プログラムの進化」、「脊椎動物筋骨格系の進化」など。

倉谷滋さん



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