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12月の新刊
『85歳の闘い キリマンジャロの山頂へ』



『85歳の闘い キリマンジャロの山頂へ』

12月の新刊は、『85歳の闘い キリマンジャロの山頂へ』です。

笹川陽平(日本財団会長)が人生を賭けて取り組むハンセン病の制圧。
心臓に重度の疾患を抱えつつも、今なお世界を駆け巡る。
その啓蒙活動の一環として掲げられたアフリカ大陸最高峰への登頂計画。
暴走老人と揶揄されながらも果敢に挑む
父と子の奮闘の記録。

笹川陽平氏(85歳)はペースメーカーを装着しながらも、標高差4000メートルを自らの脚で踏破し、世界最高齢の登頂者となりました。著者は、笹川陽平氏の息子の笹川光平氏。キリマンジャロ登山にサポート役として同行し、その格闘の一部始終を目の当たりにして執筆を決めました。

四六判上製、224頁 定価 本体1800円+税、12月末発売予定。




■目次より

はじめに

第1章 新たな闘い

緊急手術
富士北麓にて
ハンセン病との闘い

第2章 最高峰への挑戦

富士登山
父子の繋がり
キリマンジャロへの憧憬

第3章 現地視察

先遣隊の結成
事前情報の収集
レモショールート登頂

第4章 登頂準備

代替案の提示
登山隊の結成
登山計画の本格化
池田医師からの助言
低酸素トレーニング
渡航準備

第5章 キリマンジャロの頂へ

トラブル発生
入山初日 マラングゲート→マンダラハット
入山二日目 マンダラハット→ホロンボハット
入山三日目 ホロンボハットにて高度順応
入山四日目 ホロンボハット→キボハット
入山五日目 キボハットにて高度順応
山頂への1000メートル
入山六日目 山頂→キボハット→ホロンボハット
入山七日目 ホロンボハット→マンダラハット→マラングゲート

おわりに
[解題]父と子の物語 田中規雄



■著者紹介:

笹川光平 (ささかわ・こうへい)
1976年、笹川陽平の三男として東京に生まれる。慶應義塾大学を卒業後、渡米しペンシルバニア大学にて建築学修士号を取得。以後10年にわたり、フィラデルフィア、サンフランシスコ、ニューヨーク各地の大手建築事務所で設計を担当。超高層から国際空港まで、大規模プロジェクトに携わる。2011年より拠点を東京に移し別名で活動。建築設計事務所を設立ののち現在に至る。アメリカ建築家協会公認建築士。







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