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6月の新刊その2 『本朝妖怪年代紀』



『本朝妖怪年代紀』

6月のもう1冊の新刊は、『本朝妖怪年代紀—日本史の忘れもの。』です。

本書は「妖怪文化史」の「未来」を想像させる糧となるだろう
       小松和彦(本書「納め口上」より)

坂田金時が酒呑童子を倒したのは? 
河童の伝承はいつから言い伝えられた? 
いつどこで両面宿儺は倒された? 
どこから読んでも不思議世界へまっしぐら、
神代から幕末まで、妖怪事象を年表形式で綜覧。
2500余項目、400図版を収録。


A5判上製、492頁、定価 本体3200円+税、発売は6月中旬。


『本朝妖怪年代紀』より
本文より「2 怨霊の都城:延喜21年(921)〜」
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『本朝妖怪年代紀』より
本文より「6 耽奇の界隈:天明2年(1782)〜」
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■目次

前口上●勝者になれなかったものたちへ
参考資料●国名一覧/時刻と方位/尺貫法単位
1 鬼神の領土 天地開闢から南都荒廃まで
2 怨霊の都城 平安遷都から武門擡頭まで
3 天狗の政権 鎌倉幕府から吉野室町まで
4 乱世の群妖 応仁の乱から豊家滅亡まで
5 穢土の出来 東都建設から浪士討入まで
6 耽奇の界隈 富士噴火から皇居炎上まで
7 物語の終焉 露国来航から黒船維新まで
元号目次
出典一覧・参考資料
索引:本文索引/注記索引
納め口上 小松和彦








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