●博物学への誘い 〜ビュフォンの鳥たち menu
『ビュフォンの博物誌』より01 |
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●18世紀博物学が生んだ偉大な書物、それがビュフォンによる『一般と個別の博物誌』(1749-1767)。『ビュフォンの博物誌』はソンニーニ版に収められた図版1123葉を完全収録。監修者の荒俣宏氏は解説にて「日本で最初に実現した西洋大博物学時代の古典復刻」と評されています。その荒俣氏をして、「この膨大な刊行物のなかでは『鳥類の博物誌』の部分がきわだってすばらしい」と絶賛した鳥たちの色鮮やかな図版を、厳選してご紹介します。
●ビュフォン(ジョルジュ=ルイ・ルクレール・ビュフォン[伯爵])
ブルゴーニュ地方の田園地帯の一角、モンバールに生まれる。ディジョンのイエズス会のゴンドラン学院でユークリッドやニュートンを学ぶ。アンジェ医学校に進学し、しだいに数学から博物学へと関心を移す。パリの王立植物園園長として50年間にわたって君臨し、同園を「全ヨーロッパをリードする科学の殿堂」へと発展させる。1749年より『一般と個別の博物誌』の刊行を開始(初版44巻)。その美しい図版と華麗な文体は一般市民を魅了した。1788年4月15日夜半、王立植物園内で永眠。