江戸博物文庫シリーズ 4冊揃い
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日本には好奇心と美意識、アートとサイエンスが
一体となっていた幸福な時代があった。——
江戸の博物図譜から美しい植物や鳥、魚を、ほぼ1点1ページ、オールカラーで紹介するビジュアルブック。手頃な新書サイズのハードカバーで、モノとしての魅力を考えた造本です。
「まえがき」「あとがき」は英文併記。名称は学名、和名、英名などを表記し、名前の由来などのちょっとした説明文(日本語のみ)がつきます。まさしくクールジャパンな贈り物としてもどうぞ。
●『鳥の巻〜天地に舞う』は、江戸を代表する14篇の鳥類図譜から選りすぐりの約180種を紹介。帯の「翼を持った宝石たち」のことば通り、色鮮やかな鳥たちに目を奪われます。
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『鳥の巻』の見開き例:左ページはヒヨドリ、右ページは文鳥
●『花草の巻〜四季を彩る』は、江戸期植物図鑑の最高傑作『本草図譜』から、草と花、約180種を紹介。「江戸のボタニカル・アート」と謳う帯のように、斬新な構図の草や可憐な花の絵に日本の美意識があらわれます。
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『花草の巻』の見開き例:左ページはコウシンバラ、右ページはカラスウリ
●『菜樹の巻〜恵みの稔り』は、江戸期植物図鑑の最高傑作『本草図譜』より野菜・果物から松竹梅まで約180種を紹介。「食べられる植物」の傑作図集。
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『菜樹の巻』の見開き例:左ページはトマト(蕃茄)、右ページはヒョウタン(瓢箪)
●『魚の巻〜水界の王族たち』は、海水魚を中心に、江戸期の彩色魚類図版約180種を収録した「遊泳する色と形の美しさ」。和名の由来、味や調理法など食材としての魅力も説明します。
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『魚の巻』の見開き例:左ページはイットウダイ(一刀鯛)、右ページはイトヒキアジ(糸引鰺)