編集宣言[概要]
H(へんしゅう)芸からE(エディトリアル)闘争へ!
編集とは世界と向き合うことである。
そこには方法の発見があり、関係の発見がある。
そして何より、日が暮れても、カラスが鳴いても
帰りたくなくなるような
とびっきりの「遊び」がある。
■目次より |
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エディトリアル・マニフェスト
H芸からE闘争へ/マントラの出現/類と例/埒の内と外/書物と本物/間と対/見当と見分/プリヘンジョン/間違い/顔と背中/見返り美人/目次読書法/本文組/声字実相/両観音/ナリユキ/ルビとフリガナ/ルビズム宣言/文字の宇宙/立ち読みと奥付/頁と丁合/本日の本/本の神殿/本と帝王学初めて『遊』を読む人のために—「別の仕事」との関係から
場所と地図/自転車の乗り方/命名はお気に召すまま/暴走族/何が似ているか/気配の存在学/不等式の使用/「私」を消す方法/彼の噂/洒落/聖自然学/ページの中の時計/別の仕事/歴史と感覚/アジアを少々/遊撃性/アマチュアのためのゲーム/この仕事編集者あとがき—「遊線放送局」より
■関連情報 |
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●2024.11.27 トークイベント:『遊』と松岡正剛の時代
デザイナー祖父江慎 × 工作舎編集長 米澤敬
大学時代に松岡正剛さんに誘われて『遊』で働きブックデザインの世界へ入った祖父江慎さんと、「遊塾」に参加してそのまま工作舎スタッフになり現在三代目編集長である米澤敬が、「遊」時代の松岡さんについて語り合います。オンライン参加可能。
2024.11.27(水)19:00〜20:30
ジュンク堂書店池袋本店 詳細はジュンク堂書店へ
■書評 |
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●2024.11.2 毎日新聞 短評
…今さらながら松岡の博覧強記ぶりに驚く。「不等式の使用」という項では、「ブッダよりもマハーヴィラ」「紀貫之よりも柿本人麻呂」など100人近くの偉人に松岡は優劣をつけている。なぜそのような評価としたのか、かの人たちを深く知らずして語ることはできないはず。…
今年8月、松岡は永遠の眠りについた。「では、また次号で!」で終わるこの本には、若き松岡の息づかいがあふれている。