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解體珍書[詳細]

目次|著者紹介|関連図書|書評



あなたのからだが語り出す。

頭のてっぺんから爪の先まで珍談奇譚がよりどりみどり

いちばん身近で、いちばん不可解。
なかなか本人の思い通りにならないのが、
五臓六腑と身体髪膚。
そこが厄介、そこが愛しい。
マジカルでミステリーな身体旅行で
心気充実、無病息災、日々平安。




■目次

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はじめに

頭首の章

あご 顎を見て分かったこと
あたま 頭が形見
かお 顔を描くのもひと苦労
かみ 髪の色を変えられた男
くち 口から吐き出された魚
くちびる 唇が狙い目
くび 首をはねられた男
こえ 声の主はだれか
した 舌の生命力
つば 唾はどんなにおいか
なみだ 涙に暮れた馬
のど 喉に刺さったもの
は 歯を抜く値段
はな 鼻の穴騒動
ひたい 額を割って出てきたもの
ほお 頬が腫れているのはなぜ?
みみ 耳の穴の秘密
め 目玉はどこへ?
がいこつ 骸骨が教えてくれたこと
 

胴体の章

かた 肩のことで笑われた男
きも 肝のありか
こし 腰のほくろが決め手なのに…
しり 尻を蹴られた盗人
せ 背を噛まれた猿
ちち 乳をやるのはだれか
はら 腹いっぱい食べたのに
むね 胸に秘めたるもの
わき 脇にはさんだ機転

手足の章

あし 足が動かぬ証拠
うで 腕が長い利点
かかと 踵はどこへ行ったのか
こぶし 拳でなにを退治したか
たなごころ 掌の中身
つめ 爪にこもった想い
つめ 爪の血
て 手が招く
ひざ 膝をついていた者
ひじ 肘を折って得たもの
ふくらはぎ 脹脛の威力
もも 腿の肉
ゆび 指が目印
ゆび 指の力
つばさ 翼が生えた僧

出典一覧
おわりに



■著者紹介

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福井栄一(ふくい・えいいち)
上方文化評論家。1966年、大阪府吹田市出身。京都大学法学部卒。京都大学大学院法学研究科修了。法学修士。四條畷学園大学看護学部客員教授。京都ノートルダム女子大学国際言語文化学部および関西大学社会学部の非常勤講師。上方の芸能や歴史文化に関する講演、評論活動を精力的に行い、マスコミ出演も多数。本書が通算35冊目の著作となる。剣道二段。
http://www7a.biglobe.ne.jp/~getsuei99/




■関連図書(表示価格は税別)

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  • 『十二支妖異譚』 福井栄一 定価 本体1800円+税
  • 『江戸博物文庫』シリーズ
  • 『怪奇鳥獣図巻』 定価 本体3200円+税
  • 『しめかざり』 定価 本体2500円+税



  • ■書評

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    ●2022.1月号 愛媛県大洲市広報誌「おおず」
    髪の色を変えられた男、鼻の穴騒動、骸骨が教えてくれたこと、翼が生えた僧…。頭のてっぺんからつま先まで、人体にまつわる怪談・奇譚・珍談を、古典文学から集めて現代語訳。…

    ●2021.10.25 日刊ケイザイ
    古典文学を通じ、頭のてっぺんからつま先まで、身体の不思議を解き明かす






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