月世界へ行く ジュール・ヴェルヌ(創元SF文庫)
永遠に変わらぬ宇宙少年の原点にしてバイブル。ダイソン先生もまた、星空の向こうに広がる大いなる世界に憧れた一人。「ガイアの素顔」第1章には、9歳のダイソン少年が書いた未完のSF小説がおさめられている。
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火星地球化計画——火星探査とテラフォーミングの真実
竹内 薫(実業之日本社)
人類の宇宙開発の「次なるチャレンジ」と言えるのが、有人火星探査。無人探査機による調査で秘められた火星の姿が次第に明らかになっている。有人探査、植民計画、そしてその先に緑豊かな火星の姿を夢想する。
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宇宙の歩き方 林 公代(ランダムハウス講談社)
どうやらフツーの人でも宇宙に行ける時代が近づいてきているらしい。20年後くらいには、かつての海外旅行レベルの感覚になっているのだろうか? ともあれ「行った気分になれる」ガイドブックがこれ。
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リングワールド ラリイ・ニーヴン(ハヤカワ文庫SF)
ダイソン先生が考案した超巨大宇宙構造体「ダイソン球」。それには及ばないまでも、恒星をぐるりと取り囲むリング上の奇妙な世界を、見事な想像力で描き切ったSF史上屈指の傑作がこれ。
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