「杉浦康平デザインの言葉」
第1弾『多主語的なアジア』刊行記念
7/4 杉浦康平×中島岳志トークイベント報告
シリーズ『杉浦康平デザインの言葉』第1弾『多主語的なアジア』の刊行を記念して、7/4(日)杉浦康平さんと中島岳志さんのトークイベントが、青山ブックセンター本店にて開催されました。
会場は定員120名のところ、140名近くが入場し大盛況。熱気のなか、杉浦さんからインド・アジア図像のスライドを交えて、その豊かな世界観がレクチャーされました。これを受けて、中島さんはインドで暮らした実体験から、ユーモアいっぱいにインド人の考え方を語りました。そして中島さんは次第に司会進行の役も担い、話題をつねに『多主語的なアジア』へとナビゲート。異なるジャンルのお二人でしたが、インド体験を軸に、楽しくてかつ奥深いトークイベントとなりました。どうもありがとうございました。
当日会場外では、杉浦さんのサインシート入り新刊『多主語的なアジア』を中心に、中島さんの著作や関連図書が販売されました。『全宇宙誌』など杉浦造本の古書の当日限定販売も。なお、入手可能な著作や造本は、入り口右フェアコーナーで今も展開中(下の写真)。ぜひお立ち寄りくださいませ。
杉浦康平デザインの言葉 多主語的なアジア 杉浦康平 ISBN978-4-87502-427-9 税込定価 2940円(本体2800円) A5判 284頁 2010年7月10日刊行 |