鉱物写真展【宮澤賢治が愛した鉱物たち】
ジュンク堂書店池袋本店
9月1日(木)からジュンク堂書店池袋本店 7F理工書 エレベーター側壁面にて、鉱物写真展【宮澤賢治が愛した鉱物たち】がはじまりました。
賢治が学んだ盛岡高等農林学校は、現在岩手大学農学部に引き継がれています。今年6月、『賢治と鉱物』の著者、青木正博さんと加藤碵一さんが岩手大学ミュージアム、農業教育資料館との連携のもと、総数500点もの「賢治ゆかりの鉱物標本」のクリーニング、撮影を行いました。7月に岩手大学図書館にて標本の展覧会が開催されましたが、東京で写真を公開するのははじめて。折しも、8/29の日経新聞文化欄にて加藤碵一さんの記事が掲載されています。そこには、この岩手大学所蔵の「賢治ゆかりの鉱物標本」との出会いが綴られています。一部引用はこちら。
さらに「石の昆虫」4点は、地質標本館スタッフが鉱物を薄く削ってつくったもの。技術の粋を迫力の拡大写真でご覧ください。
この写真の一部が、フォトブック「賢治が学んだ鉱物標本」としてまとめられました。24枚の写真に青木さんの解説がつきます。ポストカードもあわせて特別販売中。
11日(日)からは、ブックフェア「東北のこころ、賢治と鉱物と」および、青木さん所蔵の貴重な鉱物標本などの展示がはじまりました。下の写真が鉱物展示。ガラスケース下段の大きな青い瑪瑙は『賢治と鉱物』背表紙に使われているもの。上の段には「岩手山の立体地質図」(右)と「黒曜石に描いた銀河」(左)が飾られました。
左:イーハトーブの地質図(明治・大正期の釜石・盛岡)/右:宮沢賢治記念館ポスター
左:フォトブックや賢治本など/右:ポストカードや鉱物図鑑など
*写真展は9/30 18時まで、ブックフェア&鉱物展示は10/10 16時まで。
「ジュンク堂書店池袋本店」サイトへ
●10月イベントの予告
◎MARUZEN&ジュンク堂書店梅田店
10月16日から、ジュンク堂書店池袋本店の写真展【宮澤賢治が愛した鉱物たち】が、大阪に巡回します。あわせてブックフェアも開催予定。「MARUZEN&ジュンク堂書店梅田店」サイトへ
◎cafe SAYA&きらら舎
10/8-10 鉱物カフェ「cafe SAYA」で『賢治と鉱物』(工作舎)の紹介イベント開催予定。それを記念して通販サイト「きらら舎」で「銀河標本室」オープン。
「きらら舎」は、鉱物標本・万華鏡・理科アイテムなどのグッズを通販しています。「きらら舎」トップページ。そのリアル店舗の「cafe SAYA」は週末だけ営業のカフェです。詳細はこちら >>> (企画:きらら舎SAYA)
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