10月の新刊その2
岡崎武志『気まぐれ古本さんぽ』
お待たせしました! 古本ライターの草分け的存在として人気の岡崎武志さんの『気まぐれ古本さんぽ』がついに10月下旬に刊行します。
『気まぐれ古書店紀行』に続く、2006年から14年までの古書店探訪連載を総まとめ。全国津々浦々の街と古書店をめぐりながら、心くすぐる古本を見つける、岡崎さんならでは軽妙な語り口。奮闘する新店舗へのエールと、消えゆく老舗、古本界の事情も綴られます。
表紙の絵は、『気まぐれ古書店紀行』、山本善行さんとの共著『新・文學入門』でおなじみの石丸澄子さんのシルクスクリーン。四六判並製、432ページ、本体2300円と、表紙ばかりか、本の大きさも厚さも値段もお揃いの、3部作です。発売は10月下旬予定。どうぞお楽しみに!
訪れた古書店……
名古屋市「名古屋古書会館」/
大津市「古今書房」/
神戸市「口笛文庫」/
東京・大田区大森「天誠書林」/
逗子市「海風舎」/
長野県北佐久郡「古書 追分コロニー」/
盛岡市「キリン書房」/
函館市「第一書店」/
大阪市「ハナ書房」/
伊那市高遠町「喫茶と古本 高遠本の家」/
大阪市「古書 さろん天地」/
東京・世田谷区北沢「ほん吉」/
倉敷市本町「蟲文庫」/
金沢市「金沢文圃閣」/
京都市「古書 善行堂」「町家古本はんのき」/
諫早市「スバル書店」/
広島・安芸矢口「芸備書房」/
富士吉田市「不二御堂」/
東京・清澄白河「しまぶっく」/
福井市「古書 好文堂」/
東京・東松原「古書 瀧堂」…など約100店!
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■著者紹介:岡崎武志(おかざき・たけし)
書評家、ライター、編集者。「均一小僧」のニックネームをもつ。1957年、大阪府枚方市生まれ。新聞・雑誌などで書評、取材記事を中心に執筆活動を続ける一方、講演会、ラジオ番組などでも活躍。主な著書に
『気まぐれ古書店紀行』、山本善行との共著
『新・文學入門』(以上工作舎)、『蔵書の苦しみ』(光文社新書)、『女子の古本屋』『昭和三十年代の匂い』『貧乏は幸せのはじまり』(以上ちくま文庫)、『読書の腕前』(光文社知恵の森文庫)、角田光代との共著『古本道場』(ポプラ文庫)など。また小山力也との共編に『野呂邦暢古本屋写真集』(盛林堂書房)がある。
ブログ「okatakeの日記」http://d.hatena.ne.jp/okatake/
岡崎武志『気まぐれ古本さんぽ』 定価 本体2300円+税