青山ブックセンター六本木店、
最後のフェア「編集する読書術」

「工作舎からはじまる3冊」フェア
惜しまれつつ6月25日で閉店する青山ブックセンター六本木店。最後のフェアの一つとして「編集する読書術」が5月26日よりはじまりました。「工作舎からはじまる3冊」、「松岡正剛フェア」、「ABC歴代棚担当が選ぶ3冊」の3つのフェアから成り、店内各所で展開されます。店内をぐるりと巡って、切り口の異なる選書を楽しむ構造です。ぜひお出かけください。
■工作舎からはじまる3冊
入口を入って右手、レジの横で「工作舎からはじまる3冊」フェアが出迎えます。杉浦康平、松岡正剛、四方田犬彦、山本貴光、松田行正、倉谷滋各氏の6名の識者、ABCスタッフ有志、工作舎スタッフが、工作舎本の関連図書2冊を選び、その3冊をまとめるキャッチコピーをつけました。
例:
「二つで一つ。対をなすものを溶けあわせる東洋思想」杉浦康平撰
「本から本へ」松岡正剛撰
コピーはPOPで表示し、選書リストの小冊子を配布します。48セット約150冊が参集し、48通りの本の旅をお楽しみください。

中央:松岡正剛撰

杉浦康平撰

四方田犬彦撰

山本貴光撰
![]() ![]() ![]() | ![]() |
■「松岡正剛フェア:千夜千冊篇」
店内を奥に進むと、階段横の透明ボックスの棚で「松岡正剛フェア:千夜千冊篇」。KADOKAWAより刊行されたばかりの新刊『千夜千冊エディション 本から本へ』と『千夜千冊エディション デザインの知』(角川ソフィア文庫)収録の本が並びます。『本から本へ』には工作舎の『記憶術と書物』も紹介いただきました。
なお「松岡正剛フェア」は、この「千夜千冊篇」と「遊学する365冊篇」に二分します。
![]() ![]() ![]() |
■「ABC歴代棚担当が選ぶ3冊」
「松岡正剛フェア:千夜千冊篇」の隣、階段をのぼり切った先には「ABC歴代棚担当が選ぶ3冊」が展開。かつての棚担当の懐かしい名前も見受けます。POPのコメントは必読。
![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
■「松岡正剛フェア:遊学する365冊篇」
中2階をさらに奥に進むと、右側人文棚3本で「松岡正剛フェア:遊学する365冊篇」を展開。『千夜千冊』の原点、『遊 特集:読む』(1981年8/9月合併号)の「365冊の本」および『遊 特集:日本する』(1982年9月合併号)の松岡正剛と吉本隆明の選書より現在入手可能な170冊を展開。なお「365冊の本」は夏に工作舎より書籍化予定。[詳細はこちら]
![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
青山ブックセンター六本木店
東京都港区六本木6−1−20 六本木電気ビルディング 1F
tel:03-3479-0479
平日11:00〜22:00