青山ブックセンター六本木店、
「松岡正剛フェア:遊学する365冊篇」
青山ブックセンター六本木店で開催中の「松岡正剛フェア:遊学する365冊篇」がさらにパワーアップしました。このブックフェアの選書の元は、『遊 特集:読む』(1981年8/9月合併号)の「松岡正剛が選ぶ365冊の遊学」。
「〈遊学〉とは横っとびできることである。上下運動は比較的よく行われていることだ。僕はこのブック・リストを作成するにあたって横っとびを重視した。」という書き出しではじまる伝説のブックガイド。今年2018年、工作舎より書籍化予定。しかし上に掲げたように、タイトル、装丁、定価、いずれも未定。ABC六本木の最後のフェア企画のため、特別に予告させていただく次第です。
本ブックリストは12本のチャネルに分類されています。
1 読書はイマジネーションにはじまる
2 読書は男のケンカだ
3 読書が記憶の気配をふるわせる
4 読書で自分をあらためて知る
5 読書は見るものかもしれない
6 読書でジャパネスクに耽る
7 読書が生命と宇宙の謎をとく
8 読書は大いなる遊戯である
9 読書を荒俣宏にまかせてしまう
10 読書そのものを読書する
11 読書が歴史の矛盾を告示する
12 読書で一番遠いところへ行く
9は「読書を荒俣宏にまかせてしまう」!? つまり 松岡さんだけでなく、荒俣さんの選書も味わえるという贅沢さ。 37年前のブックガイドゆえに品切も多く、今回のABCフェアでは新刊書で入手可能なものを並べてもらいました。遅ればせながら、そのリストのフライヤーができ配布中。
『遊 特集:読む』の「松岡正剛が選ぶ365冊の遊学」最初の見開きは、すでにパネルとして掲示していますが、その他の紹介文から選りすぐりをPOPにして追加しました。本選びの極意をご堪能ください。
「松岡正剛が選ぶ365冊の遊学」選書リスト |
■「AERA」記事
2018年6月4日発売の「AERA 2018年6月11日増大号」に「さようならABC六本木」の記事が掲載されました。総合タイトル「編集する読書術」の名の下に開催される3つのフェア「工作舎からはじまる3冊」「松岡正剛フェア」「ABC歴代棚担当が選ぶ3冊」も紹介していただきました。ぜひお読みください。
ブックフェア「編集する読書術」
青山ブックセンター六本木店
東京都港区六本木6−1−20 六本木電気ビルディング 1F
tel:03-3479-0479
平日11:00〜22:00