●シュワーベのかたちの不思議 09
『ジオメトリック・アート』より
|
|
ケネス・スネルソン(Kenneth Snelson) 「テンセグリティ」とは、バックミンスター・フラーと彫刻家ケネス・スネルソンにより生みだされた概念であり、tensional+integrity(完全性、統合性)の造語。この写真のように、テンセグリティは、タワーの構造をとるとき、もっともエレガントになる。ステンレス・スチールのパイプを細いワイヤーが引っ張ったり支えたり、絶妙のバランスによって空に向かってのびてゆく。 本書では、カスパー・シュワーベによりリメイクされた「五重のテンセグリティ・タワー」が登場する。 |