●月島を歩く〜『月島物語ふたたび』の世界へ menu
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●2007.1月、四方田犬彦著『月島物語ふたたび』を刊行いたしました。本書の元となった『月島物語』は、1988年から5年間、著者自ら月島に暮らし綴った傑作エッセイ。92年に集英社から出版されるや、第1回斎藤緑雨賞を受賞、NHKでドキュメンタリー化されるなど大きな反響を呼びましたが、文庫版すら品切れに…。そこで、工作舎が月島に移転した縁にあやかり、決定版を刊行することになりました。[Recommended Image]では『月島物語』ゆかりの場所を歩き、スナップ写真でご紹介します。月島に社屋を構えた工作舎ならではの視点で、この東京湾に浮かぶ人工島のトポスを捉えようとする試みです。
●四方田犬彦(よもた・いぬひこ)
1953年兵庫県生まれ。東京大学で宗教学、同大学院で比較文学比較文化専攻。韓国・建国大学、コロンビア大学、ボローニャ大学に客員教授として勤め、2004年にはテルアヴィヴ大学などでも教鞭をとる。
現在は明治学院大学教授。関心の対象は、映画をはじめ文学、都市、漫画、美術、料理、民族差別など多岐にわたり、著書も『白土三平論』『日本映画史100年』『映画史への招待』『「かわいい」論』『見ることの塩』『ラブレーの子供たち』など多数。